アプリが医師と患者をつなぐ。適切な頭痛診療にスマートフォンを活用。

せやクリニック
内科/外科・脳神経内科 川口 千佳子 副院長

慢性疾患の効果的な治療には、患者さんがご自身の症状を把握し、的確に医師とコミュニケーションをとる事が重要です。その手助けをするため、かねてから血圧手帳のように症状・数値を入力するツールが多く存在してきました。最近ではスマートフォンアプリの登場により、より簡便に患者さんが入力できる手段が増えてきています。横浜市にあるせやクリニックの川口先生は、YaDocに搭載されている頭痛管理プログラムを用いて、患者さんの症状を把握し、日々の診療に活用されています。アプリを用いた次世代の頭痛診療について、川口先生にお話を伺いました。

ーYaDocを導入したきっかけを教えてください。

私は神経内科専門医として認知症や脳卒中などの脳の疾患をはじめ、せき髄や筋肉の診療に従事してきました。頭痛についても、これまでに多くの方を診察してきています。 頭痛は身近な症状であるものの、日常生活への影響が大きく、お困りの方が沢山いらっしゃいますので、力を入れている領域のひとつです。 頭痛診療においては、患者さんが「いつ」「どのような」頭痛症状があったのかを適切に把握することが非常に重要です。 頭痛の頻度や回数もさることながら、「ズキズキする痛み」「締め付けられるような痛み」といった痛みの種類、吐き気など他の症状を伴っているかなども重要な指標となります。

これまで、症状の把握には頭痛手帳を使っており、患者さんに手書きで症状を記入してもらい、来院時に持ってきていただいてました。 紙の手帳は、始めやすく記載のハードルが低いというメリットがある一方、患者さんによって記載内容の濃さに違いがあり、必要な情報を読み取るのに時間がかかってしまうことを不便に感じていました。 そんな中、普段お世話になっている医薬品卸のアルフレッサさんから、YaDocに搭載されている頭痛管理プログラムの話を聞いたのがきっかけです。 患者さんが入力したデータが、整理された形でパソコン上で閲覧できることに魅力を感じました。

ー導入にあたってハードルはありましたか?

特に大きなハードルはなかったように思います。私は特別ITに明るいわけではないですが、導入後にいただいたメールの説明を見れば、自分で初期設定することができました。インテグリティ・ヘルスケアの方から使い方の説明を受け、用意してもらった患者さん用の資料を使って、患者さんにご案内をしています。複雑なことは特になく、スムーズに利用開始できたと思います。

ーアプリで入力することに対して、患者さんの反応はいかがでしょうか?

患者さんからは手書きと比べてすごく楽に入力できるとの声をいただきます。患者さんは痛みが出た直後は鮮明に覚えているものの、症状を自覚した時に手帳を持っていないこともあります。後から書くときには細かく思い出せなかったり、受診の際には記憶が曖昧になってしまうこともあり、普段持ち歩いているスマートフォンで入力できるのは、とても簡便に感じるようです。入力したデータが私のパソコンでリアルタイムに閲覧できることから、「先生とつながっている感覚が良い」と仰ってくれた患者さんもいました。

また、個人的には、痛みの段階が3つと細か過ぎない点も、患者さんにも分かりやすくて良いのでは思っています。これまでも、頭痛を管理できるアプリを患者さん自身がインストールし、使用されている事はありましたが、ほとんどのアプリが患者さんのスマートフォン画面に表示される記録を見せてもらう形式でした。また、患者さんによって使うアプリが異なり、統一された情報収集が出来ない事にも不便さを感じていましたが、これが改善できたのも良かったです。

ーYaDocを導入してみての感想をお聞かせください。

非常にわかりやすく、助かっています。YaDocだけ見れば必要な情報は全て網羅出来ていると思えるぐらいです。頭痛の回数や、処方後の経過等を確認して薬の調整をおこなうため、このように一元管理されたツールというのは大変ありがたいです。患者さんにも、入力してもらったデータから処方後の経過等を見ていることをご案内することで、一緒に頭痛診療に向き合っていけるので、非常に有用だと感じています。

YaDocに搭載されている頭痛管理プログラムを頭痛診療に活用いただいている川口先生に、導入によるメリットや患者さんの反応などについてお伺いしました。今後も先生の取り組みを発信させていただければと思います。

川口先生、ありがとうございました。

※YaDocの導入、および臨床における利用は、各医療機関の医師の判断によるものです。

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